1000円札の歴史

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1000円札の歴史

 

1000円札は、日本で流通する額面が1000円の紙幣で、野口英世が肖像の2004年発行のE号券が現行です。

 

これまでに5種類の1000円札が発行されており、A号券はありません。

 

B号券は1950年から1965年まで聖徳太子の肖像で発行され、インフレ抑制のため一時的に新紙幣への切り替えが検討されたものの、インフレ進行とA号券の偽造問題で1000円紙幣が必要とされ、B号券が登場しました。

 

C号券は伊藤博文が肖像で、1963年から1986年まで発行。

 

偽造問題対策として新技術を用いた紙幣で、透かしも伊藤博文です。初期は記号番号が黒色でしたが、発行量増加に伴い1976年からは青色に変更されました。

 

D号券は夏目漱石が肖像で、1984年から2007年まで発行された。

 

サイズがB券、C券より短く、偽造防止技術が強化されました。記号番号は発行時期により黒色、青色、褐色、暗緑色の4色が存在します。

 

これらの紙幣は買取市場でよく見かけられ、特にB号券、C号券、D号券はコレクターの間で人気があります。