10000円札とは
10000円札は、日本の最高額面紙幣で、現行は2004年発行の福沢諭吉が肖像のE号券です。
これまでに3種類が発行されました。
C号券は1958年から1986年まで発行され、聖徳太子の肖像と鳳凰が裏面に描かれています。
透かしに法隆寺夢殿が描かれており、現在も銀行で現行紙幣と交換可能です。
D号券は1984年から2007年まで発行され、福沢諭吉の肖像と裏面に雉が描かれています。
偽造防止技術の向上に伴い、1993年から記番号が褐色に変更され、大蔵省印刷局、財務省印刷局、国立印刷局製造の3種類が存在します。
E号券も福沢諭吉が肖像で、裏面には平等院鳳凰堂が描かれています。
2004年の新券発行時に肖像が変わらず、偽造防止技術にD号二千円券で採用された技術が多く使われています。
光学的変化インク、すき入れバーパターン、ホログラム、ユーリオン模様が特徴です。